都市と田園地域が混在する自然が豊か
地元愛が強い
都心からのアクセスがいい
相模原の西部にある農村部は、大沢地区の南部および田名地区の西部を中心に、約320ヘクタールが農用地区域に指定されている畑作地帯で、主に露地野菜の栽培が行われています。近年、都市化の進展による生産環境の変化等により、従来の根菜類や葉物野菜から、イチゴ等の施設園芸の導入が一部行なわれています。
この地域の農業は、住宅や工場に囲まれ、安定兼業にも恵まれていますが、農業の担い手は高齢化が進み、経営規模や経営力の脆弱化が懸念されています。せっかくの大都市近郊で経済および地理的条件に恵まれた、ポテンシャルの高い農用地区域の特性を活かした交流活動や新規参入の若手を育成する場を、いまこそ、作り上げていきたいと、この協議会が設立されました。
相模原新都市農業推進協議会(通称 さがしん)では、農業・畜産生産者を中心に、加工や観光などの6次化をベースとした交流事業を推進し、地元の農業振興をはかり、相模原市の掲げる「人・自然・産業が共生する 活力あるさがみはら」の実現を目指します。
みどり豊かな都市空間の創造に向けた取り組みおよび農業などの暮らしに身近な産業の振興、自然や多彩な伝統・文化などの地域資源を活かした魅力ある観光を考え、農と触れ合う場や交流企画の創出・観光の推進をはかります。
さがしんは、地元との農家の交流を深め、
農業振興を通じた相模原の産業活性化を目指します。
都市住民との交流や協議活動の実践。
地域の農産物のブランド化や加工遺品の開発。
近接する橋本駅から一体的に広がる住宅地などの都市住民の方々への、新鮮な農産物の供給地としての役割強化を目指します。
JA営農センターを核とした農産物の直売・交流の場を創り出すイノベーションの中心エリアとしての発展を目指します。
市民農園・体験農園の開設や推進を目指します。
農業者との収穫等の体験を通じて、消費者による農業への理解を深める場の推進を目指します。
農地の一体的な保全および有効活用の推進を目指します。
耕作放棄地の適正な管理や、災害時の防災空間としての農地ありかたを考える体制を目指します。